300万円をあるホームページ業者から騙し取られたというお客様が、私の会社に訪問されました。

実際には詐欺ではないかも知れませんが、この会社は数日前から連絡が取れなくなり、会社はもぬけの空だとか…

本当にお気の毒です。

その会社では、ドロップシッピングを推していたそうですが、ドロップシッピングで簡単に成功できるか私はとても疑問です。

ドロップシッピングの場合、仕入先は基本的にみんな同じ所から仕入れるようになります。

つまり、競合がわんさかいるということなのです。

そこで、相手との差別化を図ることはほぼ難しくなります。

ドロップシッピングで、在庫を抱えるリスクも無い、フルフィルメント(商品の注文から発送までの管理運営業務)もいらない、良いことづくしだと思ったら大間違いです。

実は、ドロップシッピングには重大な欠陥があります。

それはインターネットで最も重要な2つの戦略が取れないということです。

それはマイケル・ポーターが言っている (1)差別化戦略 (2)コスト・リーダーシップ戦略が取れないということです。

つまり、相手に扱えない商品を取り扱う差別化、そして価格で一番安く売るコスト・リーダーシップを取ることができないということです。

この点で、ドロップシッピングはビジネス的に非常に難しい側面があるのです。

もしインターネットでビジネスをするなら、競合の少ないオンリーワンの商品を扱い、その周辺に売れる商品を配置するという戦略がとても重要です。

その点から、このご夫妻には、ドロップシッピングよりは、自分自身の人脈の中から、他社がなかなか取り扱えない商品をまずヤフオクなどで販売して、そこから資金的な余裕が出来てきたら、本格的なウェブショッピングに参入するようにアドバイスしました。

インターネットは、参入が簡単な分、競争がとても激しいのできちんとした戦略なしに取り組むのはかなり無謀です。

ぜひ甘い言葉にはお気をつけください。

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